痙攣・ふるえなら天白区のたけもと脳神経外科

痙攣・ふるえ CONVULSIONS

痙攣・ふるえについて

繰り返し起こるふるえやけいれんは危険な病気が原因かもしれません

自分の意志とは無関係に、身体の一部がふるえたり動いたりする「痙攣」や「振戦」と呼ばれる症状があります。生理的な現象で特に問題ない場合もありますが、頻繁に起こったり、長時間続く場合は、危険な病気が潜んでいる可能性もあります。もしもこうした症状がある場合は、念のため一度ご相談いただければと思います。

このような症状・お悩みは
ありませんか?
  • 手足が小刻みにふるえる
  • 手足がピクッと突然動く
  • 手がふるえて文字が書けない
  • 顔面がピクピクとふるえる
  • 手足に力が入りにくい
  • 声がふるえてうまく話せない

など

痙攣・ふるえの
代表的な疾患

顔面痙攣

顔面痙攣は自分の意志とは関係なく顔がピクピクと動いてしまう病気です。片側だけに起こることが特徴であり、ひどい場合には一日中ピクピクすることがあります。この症状は、小さな脳動脈が蛇行し、それが顔の筋肉の動きを制御する顔面神経の一部に圧迫や刺激を与えることで引き起こされます。

本態性振戦
(ほんたいせいしんせん)

本態性振戦は症状がふるえだけの疾患で、手や頭部、声に症状が見られます。動作中や特定の姿勢をとったときにふるえが現れるのが特徴です。ふるえの程度は一般にひどくありませんが、中には日常生活に支障をきたすほど強くふるえることもあります。

てんかん

てんかんは何らかの原因で脳の神経細胞が異常に興奮する病気です。脳腫瘍、脳卒中、頭部外傷、それらの後遺症などが原因で起こる場合(症候性てんかん)と、特定の原因がなく脳波検査だけで診断できる場合(特発性てんかん)があります。てんかん発作にはさまざまな種類があり、手や足が意図せずにふるえるだけの発作や、同時に意識喪失を伴うものもあります。

てんかんについて

治療・診断も安心して
ご相談ください

てんかんの患者様は、発作がない場合は通常の日常生活を送ることができます。ただし、発作が頻繁に起こると脳機能が低下し、様々な症状が現れるリスクがあります。近年、てんかんの治療は大きく進歩し、以前よりも使いやすい薬剤が増えています。そのため、患者様に最適な治療を提供することが可能です。当院では、詳細な病歴をお伺いし、患者様に最適な治療をご提案いたしますので、安心してご相談ください。

このような症状・お悩みは
ありませんか?
  • てんかんの原因を調べたい
  • てんかんの内服治療を受けている
  • 現在受けているてんかん治療に疑問がある
  • 決まった医師に長期的に診てもらいたい

など

てんかん発作の種類

てんかん発作は、「部分発作」と「全般発作」の2つに大別されます。

部分発作 全般発作
特徴 大脳の一部から発作が限局する 脳全体が発作に
巻き込まれる
特徴
意識は保たれる発作
  • 手足のけいれん、しびれがある
  • 胸がムカムカする
  • 視界の一部に異常がある
  • 言葉が出てこない
  • 妙な匂いを感じる
意識を失う発作
  • けいれんを伴う
  • 大きく手足を動かす
  • 呼びかけに反応しない
  • 一点を見つめている
  • 口をもぐもぐさせる
  • 全身がけいれんする
  • 全身が硬直する
  • 手や足がビクッと動く
  • 急に倒れる
  • 体が固まっている